怪物スラッガーが〝神整備〟に感謝感激だ。第105回全国高校野球選手権大会は13日、第8日第3試合で花巻東(岩手)がクラーク国際(北北海道)に2―1と競り勝った。

 高校通算140本塁打を誇るプロ注目のスラッガー・佐々木麟太郎内野手(3年)は4打数無安打に終わったが、投手陣の踏ん張りや決勝打を放った主将・千葉(3年)らの活躍に対し「こうやって仲間が助けてくれた。勝つために命を懸けて岩手県を背負って戦っていることに、みんなにありがとうと伝えたい」と感謝した。

 守りで1―1と同点だった8回一死一、二塁のピンチを招いたところで、突然の豪雨で1時間34分もの中断を余儀なくされた。「自分たちはいい休憩になった。流れも良くなかったので、心も体もリフレッシュできたのはプラス」と前向きにとらえた。

 試合再開に向け〝神整備〟で知られる阪神園芸のスタッフがトンボなどで整備を完了。これには佐々木麟も「すごい雨だったので、自分たちもグラウンド整備をするが、あの状況から元に戻すのはすごく難しいと思う。それなのに迅速に整えてもらった。阪神園芸さんの支えがあって我々がある。試合をさせていただけたことに感謝しかない」と驚嘆しながらも最敬礼していた。