新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は13日両国大会で優勝決定戦が行われ、内藤哲也(41)がオカダ・カズチカ(35)を撃破し6年ぶり3度目の優勝を飾った。

 史上最多32選手による4ブロック制で行われた今年のG1で、内藤はDブロックにエントリー。初戦(7月16日、札幌)でジェフ・コブに敗れ黒星発進となったものの、その後は安定した戦いぶりを見せ5勝2敗の勝ち点10で1位突破した。

 迎えた決勝トーナメントでは準々決勝(10日、船橋)でヒクレオを、準決勝(12日、両国)でIWGP・USヘビー級王者のウィル・オスプレイを撃破して優勝決定戦に駒を進めた。

 優勝決定戦では史上初の大会3連覇を狙うオカダと激突した。業界のトップ選手同士による〝黄金カード〟の過去の戦績は、内藤の6勝7敗。団体の命運を左右する激闘を繰り広げてきた両雄は、この日も激しい意地の張り合いを展開したが、最後は内藤がデスティーノをさく裂させ3カウントを奪った。

 2017年大会以来、6年ぶり3度目のG1制覇を果たした内藤は、来年1月4日東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級王座(現王者はSANADA)への挑戦権を手に入れることが確実に。今年2月には東京ドームのメインイベントで武藤敬司引退試合の相手を務めたが、当時の主役はあくまで武藤。勝利を収めた内藤はマイクアピールすることもなく、退場時にも花道を使用しないで帰っていた。

 代名詞「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の大合唱、そして勝って花道を歩いて退場するという〝悲願〟を成し遂げるため、内藤が東京ドームのメインに向かう。