女子プロレス「スターダム」のワールド王座戦(13日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)で激突する王者・中野たむと挑戦者のメーガン・ベーンが、11日の公開調印式(大阪・あべのキューズモール)で挑発合戦を繰り広げた。

 メーガンは先月23日の大田区大会で中野を襲撃し、ワールド王座への挑戦権を勝ちとった。さらに同25日の会見でも再び中野を急襲し、地方巡業にも参戦。身長180センチの長身を生かし、対戦相手を次々となぎ倒してきた。スターダムマットではこれまで無敗。メーガンはこの日も「私は力を示したい。そしてその赤いベルト(ワールド王座)が欲しい」と強気に言い放った。

 これには王者の中野も「いまだに彼女を1人で倒した選手はいない。正直、震えてます」と不安を吐露。それでも「このピンチは、スターダムの強さを示す絶好のチャンス。赤いベルトの誇りにかけて、巨人を倒して、中野たむがスターダムの顔であるということを証明します」と団体最高峰王者のプライドを示した。

ポーズを決める中野たむ(左)とメーガン・ベーン
ポーズを決める中野たむ(左)とメーガン・ベーン

 さらにメーガンに近づき「あんたは泣いて国に帰ることになる。巨人・メガサス(メーガンの愛称)駆逐してやる!」。巨人に立ち向かう戦士のように予告したが、メーガンからは「お前はもう死んでいる」と漫画「北斗の拳」のケンシロウばりの宣告を受けた。
 
 中野も「私は死なない。ルック・アット・イン・ザ・スカイ(天を見よ)。見えるはずだ。あの死兆星が」と、負けじと「北斗の拳」ネタを絶叫し、にらみつけた。
 
「死兆星」を目にした者は、近いうちに死ぬ運命にある…とされている。ワールド王座戦に不穏な空気が漂っている。