巨人は10日の阪神戦(東京ドーム)に2―5で逆転負けを喫し、痛恨の3連敗。再び借金生活に突入した。

 3回に1点を先制しながら、思わぬ形で同点に追いつかれた。7回無死一、三塁で先発した戸郷が一塁へけん制球を投げたが、一塁手の中田翔が目線を捕手側に向けており、捕球体勢に入るのが遅れた。すぐさま気づき、捕球を試みたものの球はミットに収まらず、三塁走者に同点のホームを踏まれた。戸郷はどうにか二死までこぎつけたが、近本に右翼席へ2ランを叩き込まれてしまった。

 試合後、原辰徳監督(65)は「生涯しないでしょう。そういうミス」と渋い表情を浮かべながらピシャリとやった。

 中田翔は抜群の守備力を誇る一塁の名手。ただ、この日は一瞬の〝隙〟から流れを手放す格好となってしまった。これで首位・阪神とは11ゲーム差に拡大。3連勝で猛虎の尻尾をつかむどころか、本拠地で屈辱の3タテを食らい、3年ぶりのV奪回へ大ダメージとなった。