第105回全国高校野球選手権大会の第5日第3試合は創成館(長崎)が名門・星稜(石川)を6―3で下し、8年ぶりに初戦を突破。3回戦進出を決めた。
 
 序盤から相手エース武内(3年)の制球難を誘って得点を重ね、2回には4番・永本(3年)の適時打と敵失などで4点を追加。4安打で6点を奪って武内を降板に追い込んだ。

 エース右腕の福盛(3年)は90キロ台のカーブを武器に試合を作り、5回から村田(2年)がマウンドへ。流れを渡すことなく7回からは永本に継投し、星稜の終盤の反撃をしのぎ切った。

 稙田(わさだ)監督の読みが的中しての逃げ切り勝ち。「強豪相手で心配だったけど、勝ててよかった。武内くんのデキが勝敗を左右すると思った」。地方大会から制球に難あり、とにらんでいた指揮官は2ストライクに追い込まれるまで待つことを指示。2度の押し出し四球につなげ「こういう形で持っていけたら、というミーティングで話していた展開通りでした」としてやったりだ。

 永本は〝二刀流〟の活躍。右肩、腰に痛みを抱えているが「点差があったんでホームランはOKという気持ちで集中し、どう抑えるかを1球1球考えた。小さいころから知っているチームに投げて勝てたのはうれしい」と喜びを口にした。