第105回全国高校野球選手権記念大会の第2日第2試合で優勝候補の履正社(大阪)が登場。鳥取商を相手に〝完封リレー〟で6―0と快勝発進した。
背番号「1」がマウンドで躍動した。先発した増田(3年)は7回を4安打無失点、8奪三振と6回まで二塁を踏ませない完ぺきな内容。8回から同じ左腕の「10」福田(3年)にスイッチし、最後は高木(2年)が締めくくった。
「ストライクで勝負してリズムよく自分の投球ができた。チームの打撃にリズムを作るのが自分のスタイル」と増田。初回に森田(3年)の3ランで先制点をもらい、楽な気持ちで試合に入れた。ストレートとスライダーに加えてチェンジアップを効果的に使い「冬からずっと練習していて、ここ何試合かで自信を持って投げれるようになってきた」と胸を張る。打っても4安打2打点と投打に活躍し「打撃でも貢献しないといけないとずっと言われていたんでよかった」と白い歯をのぞかせた。
中学時代の2019年に履正社の優勝を見てあこがれ「履正社に行きたいと思った。かっこいいなと思った。ユニホームも気に入ってますし、プレースタイルもかっこいい」。Wエースのもう1人の左腕・福田とも仲が良く「ライバルだけど、仲が良くてケンカもしないし、私生活でも〝ニコイチ〟というか…。カラオケに行ったこともある」といい関係だ。
甲子園初勝利となった多田監督は「センバツで悔しい思いをしたので必死に練習した成果がでた。みんなで勝ち取った1勝だと思う」とナインをねぎらい、エース左腕には「落ち着いてゲームを作ってくれたので安心して見ていた。コントロール良く手が振れていた。打撃も非常にいいものを持っている。継投は予定通り」と目を細めた。












