ソフトバンクが6日の日本ハム戦(エスコン)に6―1で快勝。連勝でカード勝ち越しを決めた。先発の全米ドラ1右腕、カーター・スチュワート(23)が5回を1失点にまとめ、連勝でプロ2勝目を飾った。

 決して調子はよくなかった。制球に苦しみ、5回を投げて3安打6四球。常に走者を背負いながらの苦しい投球だったが「直球も走ってなかったし、変化球のコントロールも苦しんだ部分があった。その中でも粘り切ることができた」。ここまで6試合に先発して防御率1・60と、安定した投球を続けている。ここからはローテの柱の一人としてのさらなる進化が期待されている。

 そんな右腕が大きく成長を遂げた今だからこそ、再会を心待ちにしている人物がいる。2017年に前人未到のシーズン54セーブの日本記録をマークし、外国人選手初の正力松太郎賞に選出されたレジェンドであるデニス・サファテ氏(42)だ。19日の西武戦(ペイペイ)のセレモニーに合わせて来日することになっており「会って話をしてみて、今の自分がどう感じるかが楽しみ」と心を躍らせている。

 サファテ氏はスチュワートが来日した当初の“後見人”だったが「日本に来た時は精神的にも、肉体的にも、いろんな意味で幼かった。教えてもらうことに対して、信じられる心が出てきたところから、いい方向に進んできたと思う」とスチュワート自身が話しているように、すべてがオンタイムで響いていたわけではなかった。

 当時はレベルが違いすぎて理解できないことが多かった。それでも大きくステップアップし、自信もついてきた今なら…。頼もしくなった姿を見てもらうつもりだ。