広島が4日の巨人戦(マツダ)に4―3で逆転サヨナラ勝ち。先発・野村が5回3失点(自責点0)と粘り、後続の投手陣も踏ん張った。2―3の9回に小園が同点打、代打・松山がサヨナラ打を放って試合を決めた。

 お立ち台に上がった小園は「心臓バクバクです」と初々しく語り、松山は「最高です!」を笑顔を見せた。さらに松山は「小園に勇気をもらった」と振り返り、代打の場面で松山コールが起こったことに「本当に今年一番緊張しました」と話し、球場の大歓声を受けた。

 今季の鯉は若手だけでなく、ベテランの活躍も目覚ましい。この日、先発の野村は規定投球回には達していないが、5試合で防御率は0・35。またバッテリーを組んだ会沢も渋い活躍を見せている。3連覇時代のレギュラー・田中も復活を遂げており、中崎も中継ぎで奮闘、そしてサヨナラ打の松山…。監督の目指す〝チーム一丸〟を体現している。

サヨナラに大喜びの新井監督がジャンプ
サヨナラに大喜びの新井監督がジャンプ

 新井監督は今季4度目のサヨナラ勝ちに「本当によく打ってくれました。小園もそうだし、最後の〝松山さん〟も。先頭のキク(菊池)が出て、野間、そしてアキ(秋山)もしっかり送ってくれて。みんなで勝ち取った最後(の結果)だと思う」と満足げに語った。

 引き分けを挟む2連勝で首位・阪神とはゲーム差1・5でピタリと後ろに付ける。ベテランと若手の融合こそが、新井鯉の強さの秘密だ。