第105回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が3日に大阪市内で行われ、激戦区の神奈川を勝ち抜いた慶応は第6日第3試合で北陸(福井)と対戦する。

 森林監督は第6日の試合に「暑い中でかなり体力を消耗した部分があった。試合までにいい準備をしたい」とホッとした表情をのぞかせたが、相手は強豪ひしめく福井を勝ち抜いたチームとあって「明治神宮大会もセンバツにも出られているし、勝負強いが学校だろうと思う。福井はいい学校がいっぱいある」と気を引き締めた。

 大会屈指の攻撃力を誇るチームは精神的にも成長を遂げている。森林監督が目指すのは「人間性も日本一」。野球を楽しむことを掲げ「ありがとう」「チャレンジ」「いい顔をしよう」を合言葉に野球に取り組んできた。「2年間でメンタル面に取り組み、いい顔になってきた。変化を感じる。負けたらどんどん暗くなるけど、乗り切ればチャンスになる。すべてをプラスに捉えていく」と聖地でも選手の成長を見届ける考えだ。

 一方の北陸も相手にとって不足なし。主将の笹井(3年)は「強いチーム相手にどれだけ自分たちの野球ができるか。県大会も劣勢で4点差をひっくり返したし、粘り強さを見せたい」と意欲を見せた。