6月に日本ハムからトレードで加入した中日の斎藤綱記投手(26)が移籍後初勝利を手にした。

 先発したメヒアが右胸付近の痛みを訴え、3回で緊急降板するアクシデントに見舞われた。そんな中、1―1の同点だった5回から3番手で登板した斎藤は1イニングを無安打無失点の好投を披露。その裏に味方打線が勝ち越したことで日本ハムに在籍していた今年5月10日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来となる通算3勝目を飾った。同一シーズンに2球団での勝利は2021年にDeNAで1勝、ロッテで2勝した国吉佑樹以来、12人目となった。

 斎藤のプロ1勝目はオリックス時代の2020年とあって、3勝のすべてが違う球団となった。これは過去に川本智徳が日本ハムで1983年に1勝目、1986年に西武で2勝目、1987年に中日で3勝目を挙げて以来、史上2人目の記録となった。

 本拠地で初めてお立ち台に上がった斎藤は「初めまして斎藤綱記です。よろしくお願いします」とちゃっかり自己紹介し「まだファンの方に言ってなかったので、いい機会かなと思った。すごい温かい拍手が印象に残った」と感激の面持ちで話した。

 移籍後10試合連続無失点と結果を残し続けており「ストライクゾーンで勝負できている。スライダー、シュートも効果的に使えている」と胸を張りながらも「何としても無失点で帰ってくることしか考えていない」と意気込んでいる。