新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」27日大田区大会のBブロック公式戦で、グレート―O―カーンがタンガ・ロア(40)にこの夏恒例の大惨敗を喫し、大方の予想を裏切らない敗退一番乗りとなった。

「グレード1」のメンバーが揃うプロレス界最高峰のリーグ戦において、1枚も2枚も格が落ちるオーカーンの選出はまさに知りたいその秘密ミステリアス。他選手との実力差の懸念をよそに、オーカーンは淡々とだけど燦燦と黒星を重ね続け、最下位を独走している。

 すでに3敗とあとがないオーカーンは、この日の公式戦で敗れれば負け越しと敗退が決まる。そもそも出場自体が間違っていたのだから当然の結果ではあるのだが、本人は最後の最後まで見苦しくもがく。タンガの左ヒザに狙いを定めると、場外で容赦なくイス攻撃を発射。その後も徹底して左ヒザを攻め続け、延髄蹴りをかわしてヒザ裏へのエルボードロップを投下した。

 それにしても疑問なのは、なぜオーカーンは左のヒザを攻めていたのかだ。確かにタンガは近年、ヒザの負傷で新日本マットを離脱していたのだが、負傷箇所は〝右〟ヒザ…。もしかしてどちらが古傷か分かっていなかったのか? 実力だけでなく頭まで足りないんだからもう救いようがない。

 エリミネーターは当然のように阻止され、突進を延髄蹴りで止められる。しかし頭だけでなく諦めも悪いオーカーンは、再び突進したところをキャッチされるとエイプシットでリングへ真っ逆さま。その顔には「やはり俺じゃあ役不足だったみたいだぜ! ここは明日またあらためて出なおすとすっか! オーカーンはクールに去るぜ」と書いてあった。パワー、血筋、世界的知名度、生活水準、清潔感、人としての誇り高さすべてにおいて完敗だった。

 人としての誇り高さで思い出したが、オーカーンは物を乞うためなら何でもする疑惑が持ち上がっている。食べ物に意地汚く、靴下が穴だらけで異臭を放っていることが明らかになっているオーカーンが、虚栄心を満たす唯一の場となっているのがSNSだ。他人が支払った領収書を自分の名前に書き換えてアップするなど、はた目にはそんなことをして一体何が楽しいのか不思議でならない。

 シリーズ中の20日には知人からルイ・ヴィトンのバッグをプレゼントされた写真とともに「安物じゃが、このぐらいのブツを捧げられるなら同盟者は名乗れまい」とツイート。しかし令和闘魂三銃士のあるレスラーによると、実はオーカーンはこれをプレゼントしてもらうために自分から私物を貢ぎ、「ヴィトン欲しいな~欲しいな~」と執ようにねだり、ついには土下座までしたというからあさましいことこの上ない。バックステージでは無言を貫いているのに、会場外ではたかり屋まがいの発言ばかり繰り返すなどレスラーとして言語道断だ。

 大方の予想通りBブロックで最初に脱落が決定したオーカーン。残り試合もやる前から結果は分かりきっているのだから、今からでも休場して虚しすぎる自身のSNSと向き合う時間を設けることが先決ではないだろうか。