元新体操の五輪女王・アリーナ・カバエワ氏(40)が、国際体操連盟(FIG)の決定にモノ申した。

 ウクライナ侵攻に伴い国際大会から除外されているロシアとベラルーシの選手についてFIGは19日、来年1月から個人資格の中立選手であることを条件に復帰を容認すると発表した。

 除外から一歩進んだ決定となったが、これでも不服を示したのが、カバエワ氏だ。自身の体操スクールの公式サイトで声明を発表。「国際体操連盟(FIG)がロシアの選手の出場を認める決定を下したことを歓迎する。しかし、それだけでは十分ではありません」と注文。

「ロシアの選手たちは、自国の旗の下で競技する権利を持たなければならない。個々の国が国際スポーツ組織を独占することは容認できない。スポーツへの政治的干渉はスポーツを破壊する。同時に、政治から自由な国際スポーツシステムを構築する必要がある」とロシアの旗の下でプレーすべきと訴えた。

 カバエワ氏は長らくロシアのプーチン大統領と「愛人関係」「事実婚」にあると言われ、両者の間には双子の娘、2人の息子がいると伝えられている。それだけにカバエワ氏の声明を報じたロシアメディア「スポーツ」のコメント欄には「カバエワこそスポーツと政治の混ぜ合わせの象徴」「これは彼女の夫が考えた言葉だ」といった言葉が並んでいる。