体操女子の宮田笙子(18=順大)は〝覚悟〟を胸に、世界の猛者たちへ勝負を仕掛ける。

 世界選手権(9~10月、ベルギー・アントワープ)の代表に内定している中、全日本種目別選手権最終日(11日、国立代々木競技場)の跳馬で13・966点をマークして優勝。「1本目はあまりいい着地ができず悔しい部分もあったが、2本目は昨日よりもいい着地ができた」と収穫を口にした。

 今大会の結果を経て、世界選手権の女子代表5選手が決定。2度目の大舞台に挑む宮田は「去年は(団体戦の)予選通過が目標になっていた。もしかしたら(メダルが)というのがみんな、先生たちも思っていたと思う。でもそういうのは狙わないと取れないと思った。狙った練習をしないといけない」と回想。昨年は予選を5位で通過し、決勝で一時は3位にまで順位を押し上げるも、最終的に7位に終わっていた。

 半世紀以上遠ざかる団体戦でのメダル。やはり生半可な気持ちでは到底届かない。「もちろんパリ五輪の権利を落とせない部分もあるが、みんなにメダルを狙いに行きたいという思いがあるなら、そこで全員でやっていくべきだと思うので、話し合っていきたい」と気合は十分。来年のパリ五輪に向けて、前哨戦で爪痕を残すことはできるか。