2020年サイ・ヤング賞右腕が初出場の日本の球宴を大満喫した。オールスター第1戦(19日、バンテリン)、DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が試合前に自身のユーチューブチャンネル用のカメラを持ち、ピンマイクをつけてグラウンドに登場。「素晴らしい才能を持った選手たちが集まる場で話ができてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

 インディアンス(現ガーディアンズ)時代の18年にメジャーの球宴にも出場しており、その違いが「一番の動画のテーマになる。たくさんの違いはあるが、配信を楽しみにしてもらえたら」と、いたずらっぽく笑った。

 試合前は大竹(阪神)をロックオン。通訳を交えての意見交換やキャッチボールを行い「すごくいい話ができた。皆さんにも楽しんでもらえるのでは。許可してもらえたら」と動画アップに意欲を見せると、ホームランダービーでは出場していた細川(中日)の名前入りタオルを掲げながら〝全力応援〟。そのバウアーの神通力もあってか、細川は準々決勝で中村(西武)、準決勝で牧(DeNA)に勝利し、20日の決勝進出を決めた。

ホームラン競争でタオルを掲げ細川を応援するバウアー
ホームラン競争でタオルを掲げ細川を応援するバウアー

 4回にはノリノリでヘルメットをかぶって三塁コーチャーズボックスへ〝乱入〟。SNS上では「バウアー、ノリノリやん」「うっきうきで三塁コーチャー行ったのに誰も出塁しない」「腕をぶん回す姿が見たかった」などの反響を呼ぶ投稿が相次いだ。

 試合中には生中継していたテレビ局の放送ブースにも飛び入りで出演。放送席ではマイナー時代に同僚だった松坂大輔氏と旧交を温め「初めて松坂さんがアメリカに来るという時のことをすごくよく覚えている。早く見てみたいなと思っていたし、その後、一緒のチームでプレーして、今こうしてブースで隣で話していて、野球は小さい世界だなと思った」としみじみと語った。

 さらにメジャーで大活躍中の大谷(エンゼルス)の話題にも触れ「おそらく野球界の中で一番の、今までにない選手だと思う。マウンドや打席で彼ができることは、今までできた人はいない」と最敬礼した。

 自身のユーチューブチャンネルについても「ファンの皆さまにはできるだけ裏側を見せたい。試合は見られると思うが、ベンチやロッカーは見れないと思うので、その裏側を見せたいなと思って撮影をしている」。どんな映像を見せてくれるのか、期待したいところだ。