オールスター第1戦(19日、バンテリン)で佐々木朗希(ロッテ=21)と山本由伸(オリックス=24)の豪華〝侍〟リレーが実現した。全パ先発の佐々木朗は最速161キロをマークし、1イニングを1安打無失点、2奪三振。続いて山本がマウンドに上がり、佐藤輝(阪神)に二塁打を許しながらも1イニングを1安打無失点。3月のWBC準決勝のメキシコ戦で見せた侍リレーが再現された。

 登板後には揃って古田敦也氏、松坂大輔氏の待つテレビ朝日の放送席に。ヘッドセットをつけて座った2人は「ファンが楽しみにしてくれているので全力で投げた。朗希は球が速いんで感覚をよく聞かせてもらっている。変化球の曲がりもすごいし、三振を取れるのが魅力です」(山本)、「シーズンでないことなのですごく頼もしかった。よく話を聞くけど、クオリティーが高くて難しいです」(佐々木朗)とお互いを評価し合った。

 松坂氏に「WBC(メキシコ戦)を思い出しますね」と振られると、山本は「投げ終わった後にそれに気づいて懐かしかった」と話したが、佐々木朗はその一戦で4回3失点降板しただけに「あまりいい思い出ないですけど…」とバツの悪そうな表情を浮かべた。

 佐々木朗と言えば、同級生のオリックス・宮城との仲のよさが注目されるが、山本も宮城と同じく「最初はろーたんと呼んでました」と明かした。

 もっか山本が9勝で勝利数リーグトップ、佐々木朗は防御率1・48でトップ。「どれか1つでも取れるようにしたい」(佐々木朗)、「三振が離されているので近づけるよう狙っていく」(山本)と今季もしのぎを削っていく。