泥沼の8連敗となった。ソフトバンクが16日の首位・オリックス戦(ペイペイ)に1―2で敗戦。ゲーム差を今季最大の4・5に広げられた。
先発・東浜が8回を投げて3安打無四球1失点の好投。しかし、打線が初回に1点を奪って以降、宮城に封じられて援護できなかった。延長10回、3番手としてマウンドに上がった松本裕がセデーニョに一発を浴びて敗戦となった。
トンネルから抜け出せない状況が続いている。流れも悪く、微妙な判定も勝敗に響いた。同点の8回、二死満塁の場面で、打者・近藤が3ボール1ストライクからの外角低め直球を確信を持って見送り一塁に向かって歩いたが…。球審はストライク判定。結果的に三振に倒れ好機を逸した。
チームに重苦しい空気が漂う中で投打ともに振るわない。打線は7戦連続で2得点以下に沈んでいる。
加えてチームの強みとなってきた救援陣が、ここにきて打ち込まれる試合が目立っている。8回を担うセットアッパーとして絶大な存在感を見せてきたモイネロの離脱も痛い。左ひじのクリーニング手術を受ける意向もあり、シーズン中の復帰は絶望的だ。
17日のオリックス戦を最後に球宴休みに入る。後半戦での巻き返しに向けてはリリーフ陣の再整備が必須。首脳陣からは「〝8回の男探し〟をしていかないといけない」との声が出ている。
9回の守護神・オスナは2勝、16セーブ、防御率0・35と盤石。現状は「状態のいい投手から」と流動的になっている〝8回の男〟が固まれば、救援陣全体が安定してくるのは間違いない。
フル回転している津森、松本裕らの状態が再び上がってくればこれ以上のことはない。その上で今季先発転向して現在は左内腹斜筋の肉離れからファームの試合で実戦復帰している藤井皓哉投手(26)のリリーフ復帰の可能性なども含めて幅広く検討される模様だ。
これ以上、ゲーム差を離されるわけにもいかない。まずは何とか前半戦最後の試合で連敗を止める。












