新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(15日、北海道で開幕)の開幕前日会見が14日に札幌市内で行われ、初出場優勝を狙うロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの辻陽太(29)が会社批判を〝謝罪〟した。
辻は海野翔太、成田蓮、ノア・清宮海斗と新世代戦士が集結したAブロックにエントリー。IWGP世界ヘビー級王者のSANADAも名を連ねた同組は今最注目のブロックとなっている。
ビッグマウスがウリの辻だが、この日の会見では「今日は2つほど謝りたいことがあります」とまさかの展開。「まず1つは、Aブロックの選手に対し、品のないあだ名、言葉を投げかけてしまったことです。パラダイムシフトを巻き起こすために、彼が何をかじろうと、世代交代をするために彼が誰のマネをしようと、俺には関係のないことで、俺が口を出すことではなかった」と、やたらと慇懃な態度で海野や成田に対して挑発的な発言を繰り返していたことを謝罪した。
さらに辻は「そして2つ目は『令和闘魂三銃士』…そう命名されて会社批判を繰り返してしまったこと」と続ける。海野、成田との3人の新呼称を「令和闘魂三銃士」と一方的に命名・発表された辻は「余計なレッテルをはらないでくれ」などと拒絶する言動を繰り返していた。「あの時はちょうど、きよぴ(清宮)に構ってほしくて、ノアの会場(後楽園大会)に行ったんだけれども、彼にはまったく相手にしてもらえず、その矛先を会社に向けてしまいました。真摯に対応していただいた木谷(高明)オーナー、そして大張(高己)社長、ありがとうございました」と、丁重な言葉ながら、こちらの責任は清宮に押し付けた。
何とも皮肉めいた物言いから、どうやら謝罪とは名目だけで、初戦(15日、北海道)の相手である清宮に対する挑発のようだ。「ノアに行った時はまったく相手にしてもらえなかったんですが、改めて考えると、きよぴは悪くない。この日本の夏の湿気でマッチ棒がしけしけになっていただけ。でも、そのおかげであれだけ話題になった。ただ明日、札幌のリングでは、この俺がしけしけのマッチ棒に火をつけられるように頑張りたいと思います」と宣戦布告。プロレス界の新世代抗争が、いよいよ幕を開ける。












