ラグビー日本代表は8日、オールブラックス・フィフティーン戦(秩父宮)に6―38で完敗した。

 ニュージーランド代表(オールブラックス)入りを目指す選手で構成される相手にW杯イヤー初の実戦を迎えた。ここからW杯フランス大会(9月8日開幕)へ向けた貴重な試合が続く中、思うような結果は得られなかった。得点は、昨年に負った左膝前十字靱帯断裂の大ケガから戻ってきたSO松田力也(埼玉)が前半に2本のペナルティーゴールを決めたのみ。トライを奪えず、5トライを献上した。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「残念な結果。チャンスをつくることはできたが、得点につなげられなかった。強い相手にはそういう場面で点を取らないといけない」と振り返った。その一方で「まだW杯まで2か月ある。(日本代表は)去年の11月から試合をしていないし、最初の試合ということで若い選手も出ている。改善していきたい」。本番までのチームづくりに焦りはないようだ。

 共同主将のフランカー、リーチ・マイケル(BL東京)は「望んでいた結果ではなかった。悔しい結果」と厳しい表情。ノートライの完敗については「継続アタックができなかった。暑い中でキックゲームのプランだったが、うまくはまらなかった」。15日に熊本で行われる同カードに向けては「この試合を反省して立て直すしかない」と修正を誓った。