希望はかなうのか。2019年ラグビーW杯日本大会で、史上初のベスト8に貢献した日本代表FBの松島幸太朗(30=東京SG)が、9月開幕のW杯フランス大会で本職での起用を想定している。

 FBを本職とする松島は15年イングランド大会、19年大会で、FBを第一希望とするも、決定力などを買われてWTBで先発起用された。所属チームでメインとしているこのポジションは、フォーメーションの中で最後尾に位置し、守備では広いエリアをカバーし、チーム全体に指示を出す統率力も求められる。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)から「(FBとして)10番(SO)みたいにボールを動かして、FWとしっかりコミュニケーションを取るように」と求められている。松島は求められる役割について「ジョセフHCから言われた部分はもちろん、チャンスで自分からいくWTBの要素も必要。この合宿で足りてない部分を身につけたい」とさらなる進化を誓った。

 今後は7月8日にニュージーランド代表(オールブラックス)入りを目指す選手で構成されるオールブラックスXV戦(秩父宮)などが控える。松島は「今のところ、うまく練習ができている。プレッシャーのかかった試合で、いいパフォーマンスを出せるかどうかは自分次第だから、試合をイメージして練習をしていきたい」と現状を語った。

 日本代表としては「35歳ぐらいまで」と今後を語った松島。27年W杯も視野に入れているようだが、まずは今大会でFBとしてフル回転といきたいところだ。