全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・青柳優馬(27)が、ひねくれた目標を掲げた。

 新日本プロレスの永田裕志に流出していた同王座を奪還し、宮原健斗と保持する世界タッグ王座と合わせて史上最年少の〝5冠王者〟に君臨。さっそく22日の島根・松江大会では大森北斗との3冠王座V1戦、翌23日大阪大会では世界タッグ王座のV2戦で鈴木みのる、北斗組を迎え撃つ。

 先日はみのるから「ガラガラな会場をつくってんのは、宮原健斗と青柳優馬の2人だ!」と痛烈な指摘を受けた。これに対し優馬は「ぐうの音も出ないです」と、その事実を認めた上で「ただ、大将(宮原)はともかく、僕は王者になったばかりで、これからですから」と反論。さらに「あそこまで言うんですから、鈴木さんが立つ大阪は完売なんでしょうね。我々の力はとても及ばないです。満員になったら白旗振って、世界タッグのベルトも差し上げますよ」と返答した。

 もちろん、ただひねくれているだけではない。王者の自覚も芽生えており「リング内外で先頭に立って全日本を盛り上げたい」とやる気を見せる。「『王者だから…』という固定概念を打ち破りたい。お客さんや会社内での批判も覚悟の上です。今まで全日本ではどれだけバズったといっても、しょせんはボヤ騒ぎだった。だから僕は、本当の炎上を目指します!」

 その一環で先日、立ち上げたのが個人ユーチューブチャンネル「AOYAGI―FM」だ。「プロレスに関係ないことをやろうかなと。プロレスの外の人の目を引くシステムをつくりたい。まずは全日本プロレスのオフィシャルチャンネルの登録者数を超えて立場をなくしてやるのが目標です」。王道マットに新たな波風を起こせるか。