新日本プロレスの米国ブランド「NJPW STRONG」5日後楽園ホール大会で行われたSTRONG女子選手権は、挑戦者のジュリア(29=スターダム)がウィロー・ナイチンゲール(29=AEW)を撃破し第2代王者に輝いた。

 今年5月に新設されたばかりのベルトを狙って新日本マットに乗り込んだジュリアは、168センチ、88キロのナイチンゲールとの体格差に苦しんだ。ブレーンバスターをDDTで切り返し、STF、ミサイルキックと豊富な運動量で攻め立てたが、ショルダータックルで吹き飛ばされ、パワーボムでコーナーに叩きつけられるなど劣勢の展開が続いた。

 それでも巨体が降ってきたムーンサルトプレスは間一髪で回避。ドクターボムを高角度前方回転エビ固めで切り返すなど、決定打は許さない。コーナーポストに登ったナイチンゲールを捕獲すると、何と雪崩式ダブルアームスープレックスでマットに叩きつけて形勢逆転に成功した。

 なおも粘るナイチンゲールは走りこんでラリアートを放ってきたが、これをかわすとひざ立ち状態の相手に強烈なニーアタックを発射。最後はノーザンライトボムで3カウントを奪った。

 試合後は「生まれも育ちも性格もファイトスタイルも、何もかもが私と違うし、コイツとはどうなるんだろうって思ったけど。STRONGのベルトがあったからこそ語り合えた、私たちのプロレスがあったなって感じました。彼女にとてもリスペクトしてます。この1回きりじゃ終わらねえって思ってるから、またどこかの場所でいつか必ずあなたとまた戦いたい」とナイチンゲールを称賛。新王者となったことで今後の活動にも注目が集まるが「あとはこのチケットを手に入れたので、行く先は…どこかな~楽しみだな~。新日本プロレスファンの諸君、PPVを御覧の世界中のプロレスファンの諸君、ぜひスターダムのジュリアをこれから見に来てください。アリべデルチ! またな」と、語るにとどめていた。