阪神・加治屋蓮投手が30日の巨人戦(東京ドーム)の10回に4番手として登板するも、二死無走者から伏兵・岸田にサヨナラの1号ソロを被弾。今季初黒星を喫してしまった。

 加治屋はこの日でリーグトップタイの30試合に登板。試合前時点で防御率1・23と抜群の成績で虎ブルペンを支えてきたが、この日はカウント1―0から甘く入ってしまった変化球を捉えられた。本塁打が出やすいことで知られる東京ドーム。「一発だけは注意していたのですが…。ここまでみんなが頑張ってつないでくれてきた中、一発で終わらせてしまい申し訳ないです」と唇をかみしめ宿舎へと引き揚げた。

 岡田監督も「(加治屋は簡単に二死をとり)安心したんか知らんけどなあ…。前の2人(中田、丸)にはあんなに低く低く投げていたのになあ。そういうことやろなあ」と目の前の現実を嘆くしかない。開幕当初は盤石の陣容と称えられた虎の中継ぎ陣だが、守護神・湯浅、昨季のセットアッパー・浜地らの不振が重なり、6月が終わった今も、明確な〝勝ちパターン継投〟を確立できぬままだ。

 チームは28日の中日戦(甲子園)でも延長10回に4番手・島本が2失点と崩れ、接戦を落としたばかり。ブルペン陣の一日も早い再整備が求められるが――。