今年のオールスターファン投票の結果が28日に発表され、セ・リーグでは全11人のうち10選手を阪神の選手が占めるという偏った結果となった。
この結果をネット裏の評論家はどう見ているのか。本紙評論家の得津高宏氏は「異常と言えば異常なんですが…。大阪のファンは熱狂的ですから。ただ、そんななかでも球界を代表するスター選手がいれば、話は別。今のセ・リーグには絶対的な選手がいないということなのかもしれません。そういう意味でも、残念だったのはヤクルトの村上ですね」と話した。
どういうことか。「本来ならば、セ・リーグには昨年3冠王になってWBCでも世界一になったヤクルトの村上がいるわけでしょう。かたや同じWBC組のロッテの佐々木朗やソフトバンクの近藤、西武の源田らがトップで当選しているわけですし、村上がそこそこ打っていれば、トップで選ばれてもおかしくなかった。それなのに三塁手部門の4位ですからね。まだまだ野球ファンには球界を代表するスター選手だと、認められていないということなのかなと」。
ただ、選手間投票や監督推薦などで出場できる可能性は残されているが…。
「同じセ三塁手部門なら、DeNAの宮崎や巨人の岡本和のほうが先に選ばれるでしょう。監督推薦だと球団間のバランスをとりますから、ヤクルトからも3人ぐらいは出場できると思います。選ばれそうなのは捕手の中村と抑えの田口あたり。あともう一人をどうするかは、全セ監督の高津監督しだいでしょうが、村上を選ばないという選択もあるのではないか。前年の3冠王がオールスターに出場できないとなると、本人には相当な屈辱だと思いますが、それをバネに練習して調子を上げてほしいものです」
今季の村上は27日現在、打率2割3分2厘、12本塁打、37打点。果たしてどうなるか。











