新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door」が25日(日本時間26日)にカナダ・トロントで行われ、IWGP・USヘビー級選手権は挑戦者のウィル・オスプレイ(30)がケニー・オメガ(39)を撃破し第18代王者に輝いた。

 今年の新日本1月4日東京ドーム大会でケニーにベルトを奪われた前王者のリベンジマッチ。復讐に燃えるオスプレイは、エプロンサイドでの断崖式オスカッターから場外乱闘に持ち込むと、ケニーの顔面を放送席のボードに叩きつけ出血させる。しかしカナダの国旗を持ち込んで挑発を繰り返したことでケニーの怒りを呼び起こし、自身も大流血に追い込まれてしまう。

 壮絶な流血戦となった一戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなる。ケニーの元マネジャーのドン・キャリスから手渡されたドライバーで片翼の天使を阻止したオスプレイはストームブレイカーをさく裂させる。これをカウント2で返されると、カミゴェからの片翼の天使という掟破り2連発で攻め立てた。

 しかしこれがケニーの闘志に火をつけてしまう。カウント1で返されると、クロイツ・ラス、Vトリガーと猛反撃にさらされる。万事休すかと思われたオスプレイだったが、片翼の天使を回避すると引き込み式ヒドゥンブレードから真っ逆さまに落とす変型ストームブレイカーで再逆転。最後は正調のヒドゥンブレードからのストームブレイカーで大激闘に終止符を打った。

 まさにプロレス史に残るような死闘を制し、USベルトを奪回したオスプレイは今年こその「G1クライマックス」(7月15日、北海道で開幕)初制覇を狙う。一方のケニーは、本人が熱望していた日本での防衛戦が実現しないまま王座陥落となった。