西武が交流戦を7連敗を含む6勝12敗と大きく負け越し、初の最下位で終えた。

 松井監督は「反省するところ、勉強するところもいっぱいありました。次からパ・リーグ同士の対戦になりますから、この経験を踏まえてドシッと構えて戦っていきたい」とコメント。23日から再開されるリーグ戦で巻き返しを誓うが、同一リーグでも課題の得点力不足は変わらないため、いかに打線が投手陣を援護できるか。この一点に尽きる。

 交流戦でのチーム打率2割1分2厘(11位)、同48得点(12位)がリーグ戦(2割2分7厘=5位、179得点=6位)と課題が変わらないことから、ポイントは数少ない打線の軸となりえる中村剛也内野手(39)を中心に打線がいかにポイントゲッターにつなぎ、今回の交流戦で今までとの違いを見せ始めた渡部健人内野手(24)、長谷川信哉外野手(21)ら新興勢力が躍動を続けるか。

 そして、チームがポイントゲッターの一人として期待するマキノンのNPBへのアジャストにかかっている。チームとしての打撃不振自体が秋山翔吾外野手(34=現広島)が流出した2020年以降、常態化している問題で、この4年間はチーム打率が2割2分7厘~2割3分9厘のレンジの中をさまよう西武。その根は深く、ひと筋縄ではいかない課題ではあるが、今は現状の戦力でチームを前に進めて行くしかない。