大先輩への〝恩返し〟に成功だ。ロッテ・種市篤暉投手(24)が14日の中日戦(バンテリン)に先発。6回途中を5安打1失点の好投を見せ、5月9日の西武戦(ベルーナ)以来、約1か月ぶりに今季4勝目(2敗)をマークした。

 中日打線から毎回の9つも奪う〝三振ショー〟を披露。お立ち台での第一声は「あざーす!」と上機嫌。5回まで二塁も踏ませなかったが、それでも6回に3安打を集中されて1点を失い、5回2/3でマウンドで降りたことで「いつも球数が多いのでゾーンで勝負しようと思っていたが、反省しまーす」と頭をかいた。

 この日、投げ合ったのは涌井で自身の背番号「16」の前任者。2017年から3年間、一緒にプレーした大先輩に堂々の投球内容で投げ勝ったとあって「ロッテ時代は背中を見て練習してきたし、恩返しできたんじゃないかと思います。打席にも立ったがめっちゃ速かったです」と笑顔で語った。

 前回3日の阪神戦(甲子園)では6回3失点の力投も、手術明けの右ヒジの負担も考慮して抹消され、この日は中10日でのマウンドとなった。規定投球回にも達して防御率はリーグ5位の2・47に浮上。「今、リーグ首位なので投げる試合は全部勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。