全日本プロレスの〝大型ルーキー〟安齊勇馬(24)が、新日本プロレス「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」とタイトルマッチでの再会を誓った。

 17日の東京・大田区総合体育館大会では、3冠ヘビー級王座を保持する新日本プロレスのミスターこと永田裕志(55)に初挑戦する。決戦に向け「決まった当初はプレッシャーがありましたが、今はワクワクしかないです」とはやる気持ちを抑えきれない様子だった。

 最年少戴冠記録、デビュー最短戴冠記録がかかる大一番だが、記録以上に気持ちを駆り立てる出来事があった。9日の新日本、ノアとの合同興行「ALL TOGETHER」(両国)では、6人タッグ戦でLIJの内藤哲也&鷹木信悟&BUSHIと対戦。試合は自軍の諏訪魔がBUSHIに勝利したが、5月に敗れている内藤から「さあ、この続きやる? やらない? 安齊選手に任せるよ」とメッセージを送られた。

 これに対し、安齊は「リベンジできたとは思っていないし、僕の中では終わってない。ただ、今のままでは前に立てないと思っているので、17日に勝って、次は3冠王者として逆指名するくらいの気持ちでいます」ときっぱり。内藤を3冠戦の舞台に呼び込み、3度目の対戦を実現させたい考えだ。

 内藤だけではない。2月後楽園大会のシングルで敗れた鷹木に対しても、「試合後に『お前が3冠王者になったら俺のことを指名してこいよ』というようなことを言われた。僕はその言葉も忘れずにいます」。LIJツートップとの3冠戦を実現させるためには、まず全日本にベルトを奪回しなければならない。

 先日は母校の中大レスリング部を訪れた際、恩師の山本美仁監督から「こんなに早くタイトルマッチか。次はベルトを持ってきてくれよ」とエールを送られた。同部時代の同期たちも応援に駆けつける大田区で、新たな歴史をつくる。