全日本プロレスの〝ひねくれ者〟青柳優馬(27)が、ノア「金剛」の拳王(38)に反論だ。
15日の東京・後楽園ホール大会では宮原健斗とのツートップで〝ビジネスタッグ〟を結成し、拳王&征矢学に流出中の世界タッグ王座奪還に挑む。もともと同王座は優馬と野村直矢が保持していたが、3月に拳王組に敗れ流出劇を招いたもの。しかも、決戦を前に口達者な拳王からは、王道マットで防衛戦をやる条件として15日大会の「超満員札止め」を課されている。
全日本の営業スタッフが血相を変えて奔走する中、優馬は「勘違いしてませんか?と言いたいですね。世界タッグを盛り上げようとした発言だとは思うんですが、自分たちの大会が満員続きだったことでテングになっているんじゃないかなと。来てもらって当たり前と思っているところがファン思いじゃないなと。選手ファーストの考えになっている」と指摘した。
拳王発言を受け、全日本ファンに中には「恥をかかせるわけにはいかない」とチケットを購入してくれた人もいたという。だからこそ、優馬は「そういう方たちは優しいなと。もっと怒ってもいいんじゃないかと思うんですよ。満員じゃなかったらダメなの?って。会場に来ていただくことが、ありがたいんですよ。お客さんに申し訳なくなっちゃいましたね」と語る。
優馬には会場規模、観客数に関係なく、全力ファイトを尽くすのがプロのレスラーだというポリシーがある。だからこそ「もちろん、たくさんの人に見てもらえるように努力するのは企業としても選手としても大切なことだと思う。そういった発信をするという意味では、拳王選手はプロレス界で一番貢献しているんじゃないかと思うんですが、少し足りてないなと。足りない一つが配慮じゃないかと思う」と持論を述べた。
9日の新日本プロレス、ノアとの合同興行「ALL TOGETHER(AT)」(両国)ではオカダ・カズチカ、拳王と組み、棚橋弘至&宮原&清宮海斗と対戦した。自軍のオカダと拳王に亀裂が入りかけると、優馬が間を取り持ち、事なきを得た。
「プロレス界を元気にするための大会でしたからね。正直、ベルトを取られた相手がパートナーにいたのは悔しかった部分はある。でも、そこは潤滑油になるため自分を殺した部分がありますよ。そのストレスを発散するのは15日の後楽園です。来てくれる方に僕が『ありがとうございました』と感謝の言葉を伝えるためにも、しっかりとベルトを取り戻したいなと思います」
因縁の相手から王座を奪取し、黙らせることができるか。












