宮城大弥投手(21)が二刀流の大活躍でチームを単独首位に押し上げた。4日の中日戦(バンテリンドーム)は2安打無失点、無四球、10奪三振と二塁を踏ませない圧巻投球で今季2度目の完封勝利。5勝目をマークした左腕は「前回失敗したので今日は長いイニングを投げれてよかった。いい球が低めにいった」と満足そうに汗を拭った。

 WBCでチームメートだった高橋宏斗との投げ合い。前日に「打席に立つんで内側にはあんまり投げないで」と冗談まじりにお願いしていたとという。「宏斗もいいペースで投げていたし、先輩として先に降りたくはなかった」。打線はその高橋を打ちあぐねるが、8回に2番手の祖父江から森が均衡を破る7号3ランを放ち、ゴンザレスの適時打で追加点。なおも二死一、三塁のチャンスに宮城が左前に自らを援護する適時打を放ってみせた。プロ初打点に「まあ、よかったです。3三振していたので何とかバットに当てようと一生懸命やりました。満塁のチャンスに打てずにつらかったけど、流れを持っていかれずよかった」と笑顔をのぞかせた。

 5―0の完勝でチームは単独首位に立ち、4カード連続勝ち越しで30勝に到達。宮城は「波を作らず、次もしっかりやりたい」と力を込めた。