ソフトバンクの主砲・柳田悠岐外野手(34)が、2日の広島戦(マツダスタジアム)で1本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた。

 2回に先発・和田が利き手に打球を受け、緊急降板。リリーフ陣が総動員の態勢で連敗ストップを目指していた。そんな中で1―0の僅差で迎えた6回に、9号2ランを右翼席に運んだ。さすがのキャプテンの一振りでチームを勝利に導いた。

 広島出身の元カープ男子。旧・広島市民球場に足しげく通い声援を送っていた。試合前の円陣では柳町が「我らがキャプテンの庭なので、この庭で3連勝して、いい流れで残りの交流戦に入っていけるようにしましょう」と声出し。これに「庭ではないけどね」ときっちりツッコミを入れつつも、大学の恩師らが観戦に駆けつけていた中で、文字通りに故郷に錦を飾った。

 マツダスタジアムでの本塁打は2016年以来。「英雄」とリスペクトする黒田博樹氏から打った一発だった。もちろん、はっきりと覚えている。「(地元での本塁打は)格別です。黒田さんからのホームラン以来だと思います」と満面の笑みを浮かべた。

 V奪回を目指すシーズン。今季はここぞでのチームを救う頼もしい一打も目立っている。リーグトップの打率3割2分4厘、同3位の9本塁打、28打点と、打撃三冠も狙える位置につけている。