西武が与座、本田、宮川の超谷間ローテーションでセ・リーグ首位を快走する阪神に2勝1敗と勝ち越し。実に4月19日ソフトバンク戦(ベルーナ)以来、12カード、33試合ぶりの連勝をマークした。
交流戦開幕カードとなったこの阪神戦に西武が投入したのは、本来のローテーション投手ではない右の3枚。今井、隅田が不調のため登録抹消、2年目左腕・エンスが夫人の出産のため米国へ一時帰国しているための窮余の策だった。
しかも、チームは直前のオリックス戦まで5月の戦績が6勝14敗1分けとどん底の状態での上位対戦だった。
しかし、勝負はフタを開けてみないと分からないもの。初戦の与座こそ初回の連続三塁打で出ばなをくじかれ6回3失点で黒星を喫したものの、昨年までリリーフが本職だった本田(4回無失点)、宮川(5回1失点)の奮闘とリリーフ陣の踏ん張り、そして渡部、川越、柘植といったファームから上がってきた戦力が効果的な場面で意味のある打点を挙げまさかの勝ち越しに成功した。
1日の試合後、松井稼頭央監督(47)は「本当に全員で勝った試合だと思う。選手たちが本当にやってくれました。本田にしても宮川にしてもそうですけど、柘植もよく引っ張ってくれた。守備もよく守ってくれた。哲が5回まで投げてくれて、あそこ(5回裏)で追加点が取れたのも大きかった。(川越)誠司が最後にボールを(スタンドに)投げなければよかったんですけど(笑)」と最後は笑いを混ぜながら、コメント。セ最強阪神相手の勝ち越しを反転攻勢のキッカケとしたい西武だ。













