セパ〝実力格差〟時代はもう終わりよ――。阪神・岡田彰布監督が29日、新大阪駅で報道陣の取材に応じ、翌30日の西武戦(ベルーナ)から始まる交流戦での勝ち越しを、チームの最低ノルマとして掲げた。
31勝14敗1分けの貯金17で、セ・ぶっちぎりの首位に立つ虎の指揮官は、「交流戦は5割を目標に? 5割はアカンわ(笑い)。オープン戦とかもやったけど、前に比べたらパ・リーグはそんなダントツで強くないで。ハッキリ言うて。俺がオリックスの監督だった頃(2010~12年)はパ・リーグ強かったけどな。ソフトバンクも日ハムも強かったな。今はそういう差はないよ。セ・リーグも強いで。セ・リーグが勝ち越すんちゃうかな。俺はそう思ってるよ」
2010年代の交流戦は、10年から19年までの10年連続でパ球団が勝ち越しており、セパの〝実力差〟拡大が何度となく指摘されてきた。だが21年は49勝48敗11分け、22年は55勝53敗で、いずれも僅差ながらセ球団が勝ち越している。
岡田監督は先発投手の質量のバランスならば、現在はセ・リーグに分があるとみる。「パ・リーグには特殊なピッチャーがおるけどな、1人、2人は。でもホーム&ビジターで3試合、3試合ずつ(36試合制)やればセ・リーグが絶対に勝つよ。質的にも5番手、6番手の(パの)投手は落ちるよ。だからええピッチャーに当たるか、当たらんかでだいぶ違ってくる」。
大量に積み上げた貯金の上でのんびりとアグラをかいていれば、すぐさまセ・5球団に差を詰められてしまう。「シンプルにやることよ。自分らの戦いを変えんことや」と語った虎将は兜の緒を締め直し、新幹線に乗り込んだ。












