フィギュアスケート・アイスダンスの〝かなだい〟こと村元哉中(30)、高橋大輔(37)が〝新領域〟への進化を期待されている。
カップル結成3季目の今季は全日本選手権で初優勝を果たすと、世界選手権では日本勢最高タイの11位に入った。しかし、1日に現役引退を表明。今後は〝かなだい〟としてアイスショーなどに出演する意向だ。
試合で演技を見ることはもうできないが、次なるステージでもさらなる飛躍の可能性を秘める。数々のスケーターの指導に携わってきた振付師は「競技の面では体の衰えもあるし、緊張状態に自分を追い込むことは相当キツい」と決断を尊重した上で「これからは2人でしかできない表現を追求することができる」と指摘した。
現役時代は好結果を残すべく、苦手だったリフトに注力するなど、表現力を磨く時間が削られていたのも事実。それだけに、同振付師は「2人にしかできない表現力と独創性を追求することができると思う。すてきに滑ってほしいし、本当に伸びしろはある」と強調した。
28日にはKOSE新横浜スケートセンターで開催されたスカイコート株式会社主催のスケート教室に参加。小学生90人に指導を行った高橋は「みんなが楽しんでスケートをしている姿を見て、自分まで楽しくなった」と充実の表情を浮かべた。
現在は「ストックためてます」(高橋)と様々なアイスショーの構想を計画中。まだ世に出ていない演技が公となる日は、間近に迫っている。













