目指すべき存在は変わらない――。フィギュアスケートのアイスショー・プリンスアイスワールド横浜公演(神奈川・KOSE新横浜スケートセンター)が3日に行われ、世界王者の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)は、前半公演で「Padam,Padam」を熱演した。

 4月の世界国別対抗戦は右足首のケガで欠場したが、この日は3回転サルコーなどを着氷させ、フィナーレでは4回転トーループを成功させた。足の状態については「これ以上良くなることはない。痛みが少ないが、レントゲンを撮った感じ、骨の形自体がちょっと変わっていた」と明かした一方で「大げさに聞こえるかもしれませんけど、本当に少しの話。これからどう付き合っていくかという形になるかな」と前向きに語った。

 1日にはアイスダンスの村元哉中(30)、高橋大輔(37=ともに関大KFSC)組が現役引退を表明。かねて高橋を憧れの存在と公言してきた宇野は「本当に僕にとって、これからもずっと尊敬する、表現者として一番目標にしてるスケーター。それはこれからも変わらないこと」ときっぱり。その上で「2人の演技は本当に素晴らしいものがあった。これからも楽しみだなという気持ちです」と賛辞を送った。

 さらなるレベルアップを目指し、これからも大先輩の背中を追いかけていく。