阪神は25日、延長10回7―4で敵地(神宮)でヤクルトに3連勝。連勝を5に伸ばし、今季最多の貯金14とした。
3―3の同点で迎えた延長10回に、上位打線の粘り強い攻撃で押し切った。二死から1番・近本の中前打から、四球と安打で満塁のチャンスを作ると、最後はヤクルト5番手・木沢に対し、4番・大山が決勝の押し出し四球、続く5番・佐藤輝の左中間越えの走者一掃2点適時二塁打で、一気に4点を奪い、息の根を止めた。
3時間46分の激闘をモノにした試合後の岡田彰布監督(65)は同一カード3連勝の結果には満足げ。だが「まさか、あんなとこでなぁ…」と改めて振り返ったのが1点リードの8回二死一、三塁で2番手・加治屋がボークを宣告され、3―3の同点とされた場面だった。
先発の・伊藤将の好投で試合は終盤8回まで3―2の1点リード。だが二死から連打で一、三塁とされると、岡田監督は一打同点のピンチの火消し役として2番手・加治屋を投入。塩見に対しカウント2―2とした後、一塁走者をけん制しようとした動作が「ボーク」の判定。〝まさか〟の形で一時は3―3の同点に追いつかれていた。
試合後も「きょうはボークだけ余分やったわ(笑い)。俺もわからんかった。ちょっとひと呼吸、置いたんかなぁと思ったんだけど…。初めてやわ俺も『ボークで同点』なんて。おーん。全然、予想していなかったわ」と苦笑い。最終的に、勝ったことでモヤモヤも水に流せる部分もできたのかもしれない。最後は「8回でリードのままなら、最終回は岩崎優の3連投?」の質問に「ボークがなかったら使うてたかも分からんな(笑い)」とニヤリ。結果的に延長10回に大きく突き放したことで、ベテランリリーバーの3連投を回避できたことも〝予期せぬ〟収穫となった模様だ。












