今季最長となる5連勝中の3位・巨人が〝下克上ウイーク〟に突入する。

 今週は23日から2位・DeNAと東京ドーム、26日からは敵地・甲子園で首位を走る阪神との6連戦。一時は最下位付近に低迷していたが、阪神まで5ゲーム差に追い上げてきた。連勝中は打線がいずれも5得点以上をマーク。さらに弾みをつけるためのキーマンは、カード初戦に先発する赤星優志だ。

 22日にジャイアンツ球場で調整を終えた右腕は「先発がしっかり投げないと、中継ぎに迷惑をかけてしまう。去年、火曜日に投げたんですけど、全然ダメだったので、今年はしっかりと長いイニングを投げたい」と力を込めた。

 入団1年目の昨季、2度先発した火曜日の登板には苦い記憶が残る。1度目は5月3日の広島戦(マツダ)。4回途中までに11安打の猛攻を浴び、12失点(自責3)の大炎上でKOされた。2度目は9月20日のヤクルト戦(東京ドーム)で、3回5安打2失点。いずれも先発の役割を果たせず、マウンドを降りていた。

 週初めの一戦は、チーム全体の勢いにも救援陣の起用にも影響を及ぼす。前回登板した14日の広島戦(東京ドーム)は、6回まで1失点で抑えながら7回にグランドスラムを浴びて3敗目を喫した。赤星は「初回をしっかりゼロで抑えて、その流れでいければ」と切り替え、自身の今季初勝利とともにチームの6連勝へ腕を振る。