DDTのベテラン・秋山準(53)は無念の敗退に終わった。
シングルのトーナメント「KING OF DDT 2023」準決勝(21日、後楽園ホール)ではクリス・ブルックス(31)と対戦。場外戦では非情なヒザ蹴りを炸裂させ、得意のフロントネックロックで追い込んだ。だが、ねばるクリスを仕留めることができず、最後はプレイングマンティスボム(ダブルアーム式パイルドライバー)で3カウントを奪われた。
「くそっ! 競ったときの気持ちの弱さが出るな。もう一回気合を入れ直さないと、このまま〝ヘルスクラブ〟になっちゃうな」と唇をかみ締めた。
「ヘルスクラブ」とは、秋山がノア所属時代に「健康のためにプロレスをやっている人」と酷評したことから結成された〝悲しき中年〟井上雅央や川畑輝鎮らのチーム。このままでは、約20年前に発した言葉が自らに返ってきてしまうと危機感を募らせる。
「まだまだ動けるし、気持ちを奮い立たせて、またリングに戻ってきますよ」。必死に前を向いたが、3日のEXTREME級王座陥落から再浮上をかけて臨んだトーナメントで結果を残せなかったベテランに厳しい現実が突きつけられた。












