巨人が9日のDeNA戦(新潟)に9―2で快勝し、連敗を3でストップさせた。
結果的には4本のアーチをかけ、先発した戸郷が今季初となる完投勝利を飾ったが、何よりも注目はサイ・ヤング賞投手のバウアーとの初対決だった。右腕に対しては6回までに11安打を浴びせ、7得点を挙げてKO。試合後、原辰徳監督(64)が明かしたバウアー攻略法の一端は〝機動力野球〟だった。
「機動力少し多く、動けるチームにしたかったというところですね」
この日は、不動の三塁手で主砲の岡本和を今季初めて一塁でスタメン起用した。その代わりに三塁で初めて先発出場したのが、ドラフト4位の門脇誠内野手(22)だった。物おじしないルーキーは、プロ初本塁打を含む4打数3安打4打点に1盗塁。まさにこの試合のキーパーソンとなっていた若武者が起用に応える大活躍で、元メジャーの大物を食ったわけだ。
門脇以外にも、序盤から積極的に相手バッテリーを揺さぶった。初回は一死一塁の場面で丸が二盗を試みた。失敗に終わったものの、同点に追いついた2回は二死一塁で梶谷が二盗を成功させ、勝ち越し点につなげた。さらに、3―1となった直後にも門脇が二盗。おはこの長打だけでなく機動力も絡めた戦略で、バウアーをマウンドから引きずり下ろした。
今後も対戦する可能性があるだけに、指揮官は多くを語らなかったが、今回は原采配が的中した格好。ここから勢いに乗っていけるか。











