背信投球に指揮官も電光石火の采配を見せた。巨人の原辰徳監督(64)が3日のヤクルト戦(東京ドーム)で、この日先発するも不安定な投球が続いた高橋優貴投手(26)を2回途中3失点で降板させた。

 リベンジはならなかった。高橋は一軍復帰登板となった4月28日の広島戦(東京ドーム)では制球が乱れ先発して3回2失点で降板。2戦目となるこの日は何とか巻き返しを図りたいところだったが、良いところを見せられず…。

 両チーム無得点の2回、先頭・サンタナに四球、続くオスナに安打を放たれると、長岡に犠打を許し一死二、三塁と早々にピンチを招く。徐々に焦りの表情を見せ始めた左腕は内山に先制の2点適時打、濱田に適時打と粘れず3失点。青木にも安打を許し二死一、二塁とさらにピンチが拡大したところで原監督は迷わずベンチから飛び出して高橋の元へ向かうと、親指をベンチ方向に向けるハンドサインを見せて交代を告げた。

 この日は試合前の始球式でOBの松井秀喜氏が登場。レジェンドとの再会に試合開始前は穏やかな表情を浮かべていた指揮官だったが、わずか30分で一転、険しいものとなった。