これぞエースの投球だ。DeNA・今永昇太投手(29)が28日の中日戦(バンテリン)に先発し、7回を散発4安打無失点の快投で今季2勝目をマーク。チームを1―0で今季初の5連勝に導いた。

 初回からエンジン全開だ。いきなり3者から三振を奪うと、2回から4回までは完全投球。5回も3者を三振に仕留めるなど、7回までに計12個の奪三振ショーを披露し、中日打線を手玉に取った。

 ヒーローとなった今永は「広いバンテリンドームを生かして、いい質の真っすぐが投げられた。今はチームの状態がすごくいいので何も考えず、チームの勢いのままに、自分も野球をしている感じなので、チームが苦しい時にまた壁となれるように頑張りたいと思います」と力強く語った。

 それでも7回に二死二塁のピンチを招くなど、この日115球を費やしてこの回で降板したことを猛省。「(7回の先頭の)アキーノを1球で打ち取って8回行けるかなという雑念が出てしまった。そういうのが球数が増えてしまうイニングをつくってしまったと思う。そこは8回投げられなかったのは反省ですね」と悔しがった。

 エースの働きを三浦監督は「よく踏ん張った。粘られた場面でも根負けせず、しっかりと打ち取っていたし良かった。こういう点差、展開でしんどい中でもきっちり仕事をしてくれる。投球を見ても安心して見ていられる。カード初戦にいってくれるのは大きい存在」と目を細めた。