波紋が広がっている。DeNAのエドウィン・エスコバー投手(30)が3日、自身のツイッターを更新。英文で「昨日の試合後、この人が私をここで侮辱した」と書き出し、自らに向けられた誹謗中傷のメッセージを公開している。

 2日の阪神戦(京セラドーム)でエスコバーは2点を追う8回から5番手で登板。二死二塁から代打・原口に2ランを浴びて突き放されるなど1イニングを投げ、2安打2失点と苦しい内容に終わり、チームも2―6で敗れて開幕3連敗を喫していた。

 この日更新されたエスコバーのツイッターには冒頭のコメントの後、SNS上のスクリーンショット画像が添付されており、そこにはエスコバー本人だけでなく家族に対する侮辱と脅迫まがいのメッセージまでつづられている。

 エスコバーはその後もツイッターに英文で「私ほど仕事とチームに献身的な人間はいません。毎日毎試合200%の力を出していて、負けた試合はまるでシーズン最後の試合のように影響します。チームメートと私は毎日、毎試合全力を尽くし、全てのファンに喜びをもたらすために頑張っています」と書き込み、さらに「しかし、このようなメッセージは私に大きな不安を与え、それが私の家族のことにまで及ぶとなると激しい怒りを覚えます。家族と自分を尊重してほしいです」と訴えている。

 球団側も同日、公式ツイッター上で「SNS投稿へのお願い」と題した発表文を掲載。「いつもご声援ありがとうございます。皆さまが気持ちよくSNSをご利用いただけるよう、誹謗中傷等の心ない行為はお控えください。なお、侮辱や脅迫等の違法な投稿に対しては、法的措置をとる場合がございます。ご理解・ご協力のほどお願い致します」との内容で警鐘を鳴らしている。

 開幕2日前の3月29日にNPB(日本野球機構)がホームページ上で「プロ野球ファンのみなさまへ SNS等への投稿についてのお願い」とのタイトルで声明文を公開したばかり。それからわずか5日後に起こったプロ野球選手への誹謗中傷行為には、プロ野球界全体からも怒りと当惑の声が沸き起こっている。