3度目の正直とはならなかった。中日・涌井秀章投手(36)の移籍後初勝利はまたしてもお預けとなった。18日のヤクルト戦(松山)に先発し、5回81球を投げて5奪三振、3安打2失点(自責1)で降板。チームは0-2で敗れ、涌井は3敗(0勝)となった。

 初回は一死から左翼・アキーノのまさかの落球で得点圏に走者を背負うピンチを招き、4番・村上の左翼への大飛球をアキーノが背走して追いつきながら捕球できず(記録は二塁打)、味方の守備に足を引っ張られる形で先制点を失った。さらに4回は2安打と四球で無死満塁となり、太田の二ゴロの間に2点目を失った。

 楽天からトレード移籍し、ここまで開幕から2試合に登板して7回2失点、6回2失点と好投を続けてきたが、この日も勝利の女神にそっぽを向かれてしまった。

 打席でも1点を追う4回一死満塁で遊飛に倒れ、西武時代の2020年以来となる打点を挙げることはできず、安打はロッテ時代の2015年を最後に出ていない。

 ネット上では中日ファンから「涌井さん、ほんとごめん」「今日も勝ち星がつかないのは可哀想すぎる」といった同情や謝罪の声が続々と寄せられた。