レジェンドの投球にスタンドが沸き返った。18日に行われた西武―ソフトバンク戦(東京ドーム)の始球式に、西武OBの松坂大輔氏(42)が登板。かつて慣れ親しんだ背番号「18」のユニホームを身にまとい、セットポジションから現役時代を連想させる力強いフォームとともにストライク投球を披露した。

 松坂氏は試合で登板する先発投手を気遣い、あえてマウンドを踏まずにやや手前の位置から投球を行った。始球式を終えると、もう一方の古巣・ソフトバンクのベンチにも笑顔で会釈。スタンドを埋め尽くしたファンは「平成の怪物」の謙虚な姿勢と配慮に、大きな拍手と歓声を送った。

 始球式を終えた松坂氏は「名前をコールされてマウンドに向かう時に、まっさらできれいなマウンドが見えて、やっぱりいいなと思いましたし、初登板(1999年4月7日、日本ハム戦)のことも思い出しました」と、東京ドームでの思い出を口にした。

 さらに「チケットも完売したと聞き、たくさんのファンの皆さまの前で投げられて気持ち良かったです。選手たちは、ファンの皆さまの期待に応えようと精いっぱいプレーしていますので、ぜひ今シーズンも楽しみにしてほしいなと思います」と話した。