V奪回へ首位を快走している。ソフトバンクが16日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に6―3で逆転勝ち。ひと回り目の対戦を9勝3敗で終えた。
1点を追いかける8回に相手のミスから無死一塁として、ここで中村晃外野手(33)が決勝の1号2ランを右翼席に運んだ。
開幕から12試合のうち11試合で6番打者として起用されている。しぶとい打撃が持ち味で、つなぐ役割、走者を返す役割を担える。6番にいることが相手にとって嫌な存在となっている。
「バントもあるかなと思いましたが、監督が打てのサインを出してくれたので思い切っていきました。これからも打たせてもらえるように頑張っていきたいです」。ベテラン安打製造機が頼もしい打撃を見せている。
ここまで順調なスタートを切った。FAで近藤健介外野手(29)が加入した効果も打線に出てきている。純粋な戦力アップだけではなく、周囲への波及効果も見込まれてきた。その期待通りに「近藤が打線にハマったことで、打順の収まりが良くなり固定できていることが大きい」(チーム関係者)。
昨季までは右投手、左投手でオーダーが変わるなど流動的となる面もあったが、本来であれば藤本監督としても固定できることが理想でもある。
1番・周東から近藤、柳田、栗原、牧原大、そして中村晃と左打者が6人続く形となっているものの、指揮官は当面の方向性として「1番~6番・中村晃までは変えるつもりは一切ありません。どこからでもチャンスを作れるし、どこからでも点を取れるという形になっている」と自信を口にした。
救援陣も盤石リレーで逆転勝ちを演出した。指揮官は「いい形ですね」とニッコリ。「いい投手がたくさん来るけど、打てなくてもつなぐつなぐという気持ちがあれば得点になってくる。そういう形で頑張ります」とさらなる快進撃に向けて力を込めた。












