竜打線を〝救世主〟がついに目覚めさせた!? 中日は14日の巨人戦(バンテリン)に9―2で快勝して連勝を飾り、最下位を脱出。いずれも今季最多の15安打、9得点の先発全員安打と打線が大爆発した。

 2回に3安打を集中して2点を先制すると、4回には先発の小笠原、大島の連続適時打で2点を追加してリードを広げた。6回に2点を返されたが、7回に11か月ぶりに一軍復帰し「4番・三塁」で先発出場した石川昂弥内野手(21)が二塁打をマーク。大砲の復活を待ち望んできた竜党から大声援が沸き起こった。

 その後、二死満塁の好機で木下が走者一掃の適時二塁打を放ち、ダメ押し。もう勢いが止まらない中日打線は新外国人アキーノの適時打などで2点を加え、試合を決定づけた。投げては小笠原が113球の熱投を見せ、6回4安打2失点で今季初勝利をゲットした。

「左膝前十字靱帯(じんたい)不全損傷」の手術とリハビリを乗り越え、自身初の4番を務めた石川昂は「すごい大きな声援をいただいてうれしかったし、1年ぶりに戻ってこられて本当に良かった」と安堵した。

 その上で「自分が4番を打てれば強くなると思うし、やっぱりドラゴンズの4番を打つという目標を持って入ってきている。何としてでも4番を打てるバッターになりたい。今日は自分が上がってきて勝てて良かったし、声や元気を出してチームを引っ張っていければ」と意気込んだ。立浪竜に頼もしい〝救世主〟が戻ってきた。