女子プロレス「スターダム」のワールド王者ジュリア(29)と前王者・朱里(34)の最強コンビ「アルト・リヴェッロ・カバリワン(アリカバ)」が一夜限りの復活を遂げた。
14日の後楽園ホール大会では5月に現役を引退するひめかの希望でアリカバが再結成され、舞華&ひめかのタッグ「舞ひめ」と対戦した。かつては同じ「ドンナ・デル・モンド(DDM)」で活動した4人だが、昨年3月に朱里が離脱。ゴッデス王座を争ったこともある両軍が、この日も激しい攻防を展開した。
ゴッデス王者時代のコスチュームに身を包んだアリカバが序盤から好連係を繰り出し、ひめかに厳しい攻めを連発。その後はセコンド全員を巻き込んで連続の串刺し攻撃をお見舞いし、会場を盛り上げた。
だが、舞ひめの絆は強く、息の合った連係技でアリカバは圧倒されてしまう。さらにサンドイッチ式ラリアートなどパワーファイトに苦戦を強いられた。
それでも終盤にアリカバが合体のパワーボムで流れを引き寄せると、最後はジュリアがひめかに惜別のノーザンライトボムでトドメを刺した。
試合後、ひめかと熱い抱擁を交わし、涙ぐむジュリアは「アリカバ一夜限りの復活、ラスト舞ひめ。やっぱ舞ひめって、めちゃくちゃ強いよね。最後に舞ひめの相手にアリカバを選んでくれてありがとう」と感謝を述べた。
朱里も「今日試合をして、ひめか引退しちゃうんだなって寂しくなって何も言えないけど…。このカードができて本当にありがとう」と涙を流した。
2人の言葉にひめかは「舞華、ジュリア、朱里、出会ってくれてありがとう。そして、DDMがどれだけの人に愛されていたか、心から実感できました」と語り、「引退まで残り少ないですけど、ケガなく私らしく突っ走りたいと思います。皆さんも一緒に走ってください」と会場に集まったファンに呼びかけた。
ひめかは23日の横浜アリーナ大会で舞華を相手に引退試合に臨み、5月14日の後楽園大会で引退セレモニーを行う。












