今度こそ本当に信じていいのか。日本ハム・万波中正外野手(23)が打撃好調を維持している。
今季開幕戦の先月30日楽天戦(エスコン)で新庄剛志監督(51)からスタメン抜てきされながら、3打席連続空振り三振。このふがいない結果に翌日からはベンチを温めることを強いられた。
だが、6日のロッテ戦で令和の怪物・佐々木朗希投手(21)から今季初安打を記録すると、直後から打棒が爆発。9日のオリックス戦から2試合連続本塁打を放つと、12日のソフトバンク戦でも一時同点に追いつく適時打で6試合連続安打と5試合連続打点を記録した。
これで直近5試合は19打数9安打2本塁打8打点。打率は一気に3割9分3厘にまで跳ね上がるなど、チームが最下位に沈む中、一人気を吐く活躍を見せている。
プロ5年目の長距離砲は身長192センチ、体重96キロという恵まれた体格ながらも、好不調の波が激しい。このため昨季までレギュラーをつかむことができなかった。そんな「ムラ」のある打者だけに、チーム内にはいまだ本格化に疑いの目を向ける関係者も少なくない。
だが、「今季に関しては本当に覚醒する可能性が高い」とあるチーム関係者は断言する。その理由は「メンタルの強化」にあるという。
「昨季までは打席でふがいない結果になるとその思いを引きずり、そのまま長期不振に陥る。これが好不調の波が激しい最大の原因でした。でも、今季は春季キャンプから前向きな気持ちを持ち続け、結果が出なくても落ち込まないよう気持ちをコントロールできるようになった。その証拠に開幕戦で3打席連続三振した時も、周囲の心配をよそに本人はすぐに気持ちを切り替え、次のチャンスに備えていましたから。この成長を見る限り、今季はある程度の成績を残すはずです」(前出関係者)
まだシーズン開幕から間もないため、過大評価は禁物。だが、レギュラー奪取に向けてネックと言われたメンタル面が強化されたとなれば、期待は高まる。
果たして本人は今後も結果を残し、本当に覚醒するのか。周囲は固唾をのんで、その行方を見守っている。












