広島・玉村昇悟投手(21)が2日のヤクルト戦(神宮)に先発し、5回3安打、四死球4の2失点だった。昨年は9試合に登板して2勝2敗、防御率3・92。この日は勝ち負けは付かなかったが、プロ4年目の若ゴイが粘りを見せた。

 立ち上がりは少し苦しんだ。得点こそ与えなかったが、初回はオスナに四球を与えるなどして二死満塁のピンチを背負い24球を要した。また、2―0の3回に先頭・浜田に二塁打されると、一死後に山田に2ランを浴びて同点に追いつかれた。

 玉村は「せっかくマット(デビッドソン)が本塁打を打ってくれたのに、追いつかれてしまって申し訳ない」と反省を口にした。そして「四球が多くなってしまったので、そこは反省かなと思う」と振り返り、表情を硬くしていた。