ソフトバンクの藤本博史監督が30日、ロッテの開幕投手を務める左腕・小島和哉投手(26)の攻略へ〝侍ジャパン式オーダー採用〟を示唆した。

 理想を言えば右打者を挟みたい思いを持っていたが、左の好打者が揃うだけにつながりを重視。1番・牧原大、2番・近藤、3番・柳田、4番・栗原と左打者で上位打線を組むことまで発表した。

 相手の左腕・小島は昨季、右打者に対して被打率2割3分9厘、左打者に対して被打率2割8分でもあった。5番も左の中村晃なのか、それとも期待の若手の右打者・正木か…。

「左が並んでもいいんじゃないですか。うちの左ってデータをみても(左投手を)打ってるんでね。(中村)晃も去年は左に対して悪かったけど、今年のオープン戦は左を打っている。WBCも1番~5番まで左打者だったでしょ? 1番・ヌートバー、1番・牧原大と(イメージを)合わせてきましたよ。牧原とヌートバーか…と思いながら見比べてやってきましたよ。2番・近藤は一緒やなとかね。世界の2番ですからね」とも話し含みを持たせた。

 勝てば無条件で優勝だった昨季の143試合目に立ちはだかったのがロッテ。くしくも先発は小島だった。5回2失点と粘られて攻略には至らず。その後、チームは逆転負けを喫した。76勝65敗2分けでオリックスと同率に並び、直接対決の差でV逸した。

 オフにフロントが大型補強を敢行。ぶっちぎりVを目指すシーズンだ。指揮官は「シーズンに入ったら去年の悔しさをぶつけるだけなので」と繰り返してきた。2カード目にはCSを含めて昨季4勝13敗だった鬼門・京セラドームでのオリックス戦も控えている。

 まずはロッテを打倒して好スタートを切る。「開幕ダッシュといきたいですね」と言葉に力を込めた。