大谷翔平投手ら米メジャー組らを除くWBC日本代表「侍ジャパン」が23日帰国し、大会中のユニホーム姿から一転、スーツをまとった選手らの装いがメディアをにぎわせた。

 このスーツは「ユニクロ」。ファーストリテイリング傘下の株式会社ユニクロが2021年、侍ジャパンオフィシャルスーツパートナーとなり、伸縮、軽量、速乾機能の高機能な「感動ジャケット」「感動パンツ」などを提供している。SNSでは「ユニクロやったん?」「安いしこれなら庶民にも手が出せる」とブランドに注目するツイッター投稿もあった。

 それ以前は15年からブルックス ブラザーズが同スーツパートナーだった。ユニクロに決まった際、NPBエンタープライズ社長は、新たなチャレンジを目指すチームにとって、このパートナーシップは「大変時宜を得たもの」とのコメントを出している。ファストリの柳井正社長は「スポーツの持つ力で多くの人々たちに夢と感動を与えられるよう、パートナーとして貢献してまいります」とコメントしていたが、日本代表はまさにそれを実現させた。

 ユニクロは02年ソルトレークシティー冬季五輪、04年アテネ夏季五輪で日本選手団の公式服装を手がけている。

 アスリートの公式服装といえば、サッカー日本代表選手らが着る高級ブランド「ダンヒル」が有名。1着約50万円などと話題になった。女子日本代表「なでしこジャパン」は「ビームス」からアパレルプロバイダーとして17年からオフィシャルスーツの提供を受けている。11年の女子W杯優勝当時はワールド社の「アンタイトル」だった。

 今秋にW杯フランス大会が行われるラグビーの男子15人制の日本代表は、オンワードの「KASHIYAMA」。日本が大ブレークした15年W杯当時は青山商事がスーツサプライヤーを務めていた。フランス大会で日本が再び旋風を巻き起こせば、スーツも注目される機会もありそうだ。